大阪出身・札幌在住の、とある中学校教師が、なんとなく気まぐれに書きつづってます。
今日で2008年度が終了です。
仕事でもプライベートでもなんやかんやといろいろあった1年になった。
特に仕事に関しては、これまでの教師生活12年で一番しんどかった1年やったように思う(内容はここでは触れへんけど)。仕事が忙しかったのはもちろん(それは今年度に限ったこととちゃう)、その中で今まで経験したことないつらいことがあった。それでも何とか仕事に関しては1年終えれたのは、職場の皆さんはもちろん、生徒たちの力があってこそやったと思う。
プライベートも、どうせいいことないまま時間が過ぎ去っていくんやろうと思ってたんやけど、最後の最後でとっても素敵なものをもらえた。
2008年度のまとめ。僕は幸せ者やということやね。
2009年度は、仕事内容がとんでもなく忙しいことは年度入る前からわかってしまっていること。「それだけ期待されている」と言えば聞こえはいいんやけど、さすがの僕も溢れてこなすだけの仕事はしたくない。また上司と相談して調整してもらわないとあかんと思う。
とにかく、公私ともに、自分の行動に今まで以上の責任を持って、誠意を持って行動しようと思う。
これからも頑張ります、これをごらんの皆さん、今後ともよろしくお願いします。
また最近更新しませんでしたな。
まあこの間、いろいろありました。どちらかと言えば楽しいこと、うれしいことの方が多かったように思う。卒業式とか終業式という、別れの行事も学校にはあるわけやけど、それは次の出会いのための行事と思えばそう寂しくもならへんし。
昨日(21日)はマイミクさんに誘われて、ノルベサにあるCheeseCheeseという店に行ってきた。つい数日前に二人でノルベサに行ってきたところ、しかもこのお店のチーズフォンデュがおいしかったって話を聞かされてたとこ。だから楽しみにしてて、実際めっちゃおいしかった!他の3人がそんなにたくさん食べはれへんかったから、一人でばくばく食べてしもた。
今の心境は、生まれてこの方経験したことのない心境(そらそうやけど・・・)。こういう気持ちで生活できることがあるんやっていう充実感みたいなものが今はある。不安に思ったりすることもあるけど、それでもそれでも、今までのことを思ったらとっても幸せな不安やと思う。
大事にしやんと、大事にしやんと。
昨日、3月2日は、僕が札幌に来る前に勤めていた、大阪の私立高校の卒業式。大阪時代に最後に教えた、当時中学2年生の子どもたちが、とうとうその上の高校を卒業した。
以前からこの日は大阪に戻って、彼らの最後の姿を見てあげようと決めてた。でも、いったいどんな気持ちになるのか、自分でもようわからへんかった。
前日の最終便で関空に着き、その晩は連れを呼び出して、遅くまで付き合わせた。ほんまありがたいわ。
当日になって式に参加して、式次第に載っている卒業生名簿にある名前ひとりひとりを見て、彼らの中学2年生の時の顔がよみがえってくる。ほんまに懐かしい名前ばっかりや。
式が終わって退場をするときに、先生方に混ざって、自分も花道に参加させてもらった。やつらは僕のことを覚えてくれてた。それだけでうれしかった。「先生来てたんや〜」って涙目になるやつもおった。みんな、ほんまにかわいかった。
こんなにうれしく、胸を張って卒業していく彼らを見て元気をもらえるとは、ほんまに思えへんかった。まずは、この式に来て、彼らに最後に会えて、ほんまによかった。
でも、前の職場に、すでに僕の居場所はなかったような気がした。以前から旧知の先生方は、「yamachuさん、何か普通に馴染んでるなぁ」って言わはるけど、僕はここにいていいものかと、何となくソワソワしてた。
もう4年、この学校は僕の知ってる学校やないと思った。早く大阪に戻っといでよ、そんな風に言うてくれる先生もたくさんいたんやけど、僕はもう戻れないのかもしれへん、そんな気がしたわ。
懐かしい顔に会えてうれしかったし、彼らの姿を見て元気をもらえた。でも、これで僕と大阪とのつながりがまたひとつ切れたような気がして、ちょっと寂しい思いで帰りの飛行機に乗って千歳まで戻った。
多少切ない思いでおったんやけど、千歳に着いて、あの人が待っていてくれたので、何となく救われたような気がしたわ。
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