大阪出身・札幌在住の、とある中学校教師が、なんとなく気まぐれに書きつづってます。
今日は久しぶりの部活休みの日。たまたまバスケットボールの全道大会の決勝戦が行われる日やったから、函館まで行ってきた。
朝一番の北斗4号で函館に着いたのが11時過ぎ。前日から来ていた先生方と合流して昼飯食って、決勝戦が14時くらいから。見事優勝を見届けてから、すぐに函館駅に直行。16時45分のスーパー北斗17号で帰札。
たまたま八戸行きの白鳥と並んでたから撮ってみた。
マイブームはもちろんビリーと、北方水滸伝。かなり前にハードカバーで出てたけど、文庫本が出たら買おうと思ってたまま半年くらいが過ぎてた。この間一気に8巻までまとめ買いした。
原作とはかなり違うけど、生辰綱強奪や宋江が閻婆借を殺してしまうくだりなんかはきっちり活かされている。
元々、宋の時代に「宋江の乱」と言うのが記録されていたらしく、それを素に小説化したのが水滸伝らしいから、史実とは何ら関係ないわけで、そういう意味でかなり興味深い。特に、原作では、星のお導き的に「梁山泊にみんな集まれ!」ってな内容やけど、北方水滸伝は、叛乱を梁山泊という点でとらえるのではなく、梁山泊を中心とした面でとらえようとする視点が面白い、と思う。
青面獣楊志があっさり(ではないが)暗殺されたり、阮小五が軍師やってたり、完訳本や吉川英治本を読んだ自分としてはちょっとしっくりこないこともあるんやけど、盧俊義の役割とかうまく作ってあるなって思う部分もある。なかなか面白い。すでに一週間足らずで七巻に突入。今んとこは10巻までしか出てへんから、早く続きが出て欲しい。
ちなみにさっき、コーチャンフォーで金瓶梅の上下巻を見つけたので、思わず買ってきた。あの中国官能小説がどんな案配に仕上がってるか、楽しみ。
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