大阪出身・札幌在住の、とある中学校教師が、なんとなく気まぐれに書きつづってます。
先日、教員になって初めて出した卒業生の結婚に寄せて、ビデオレターを送って欲しいと、その同級生からメールが来た。
その教え子は高校2,3年生の担任をした女の子。彼女らの学年の卒業と同時に僕もその学校を退職したので、多くの同窓生とは連絡が取れてない中、彼女を含む数名が毎年年賀状を欠かさず送ってくれる(まあ、僕が送るからっていうのもあるのかもしれへんけど)。
一去年も是非式に出て欲しいということで、強行スケジュールで京都に行ったけど、こういうのんはやっぱりうれしい、これもまた「教師冥利に尽きる」ことの一つなんやと思う。
今回はうちの女子バレー部員に黒板にいろいろ書いてもらって、賑やかなビデオレターを撮影してみた。彼女たちにも感謝です。
いろんなメッセージを込めてあげるわけやけど、ふと冷静になって考えたら、こんな僕が、結婚して家庭を持つ彼女にいったい何を言えるのやろうか。結婚することどころか、赤の他人の異性と一緒に生活していく楽しさもつらさも、僕にはほぼ未知の世界。一人で生活することしかできない僕が、「これからいろいろなことがあると思うけど・・・」とか、そんな無責任なこと言うてよかったんやろうか、いろいろの中身も知らんくせに。
何をしても、今の自分が、恥ずかしくて、情けなくて、アホらしくて、仕方がない。でもどうにもならへん。どうにもできひん。嫌や、今の状況、嫌や・・・。「嫌や、嫌や」言うたって何にもかわらへんけど・・・。
ほんま、最低の自己嫌悪・・・。
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