大阪出身・札幌在住の、とある中学校教師が、なんとなく気まぐれに書きつづってます。
先日、教員になって初めて出した卒業生の結婚に寄せて、ビデオレターを送って欲しいと、その同級生からメールが来た。
その教え子は高校2,3年生の担任をした女の子。彼女らの学年の卒業と同時に僕もその学校を退職したので、多くの同窓生とは連絡が取れてない中、彼女を含む数名が毎年年賀状を欠かさず送ってくれる(まあ、僕が送るからっていうのもあるのかもしれへんけど)。
一去年も是非式に出て欲しいということで、強行スケジュールで京都に行ったけど、こういうのんはやっぱりうれしい、これもまた「教師冥利に尽きる」ことの一つなんやと思う。
今回はうちの女子バレー部員に黒板にいろいろ書いてもらって、賑やかなビデオレターを撮影してみた。彼女たちにも感謝です。
いろんなメッセージを込めてあげるわけやけど、ふと冷静になって考えたら、こんな僕が、結婚して家庭を持つ彼女にいったい何を言えるのやろうか。結婚することどころか、赤の他人の異性と一緒に生活していく楽しさもつらさも、僕にはほぼ未知の世界。一人で生活することしかできない僕が、「これからいろいろなことがあると思うけど・・・」とか、そんな無責任なこと言うてよかったんやろうか、いろいろの中身も知らんくせに。
何をしても、今の自分が、恥ずかしくて、情けなくて、アホらしくて、仕方がない。でもどうにもならへん。どうにもできひん。嫌や、今の状況、嫌や・・・。「嫌や、嫌や」言うたって何にもかわらへんけど・・・。
ほんま、最低の自己嫌悪・・・。
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Comments
→おみや
いつもやけど、僕の立場(「教える」側)って、この子らに何を伝えられてるのか、わからへんことが多い。たぶん子どもらはいろいろ感じてくれてるとは思うんやけど。自分が何を伝えられてるんやろうって、暗中模索しながらの毎日やねんで。
→はまっちさん
ありがとう、返す言葉もあらへんわ・・・。
家に帰って一人になると、こんな沈んだ気持ちにしかならへんねん。だから同じような内容の日記になるねん。
僕自身はしっかり歩いてると思ってるんよ。家に帰って、ふとsのしっかりが切れたときが、ほんまにつらい。
→Satyさん
そらぁ、僕もこういう職業やってるから、そういうことは考えてあげるで。でも、想像ばっかりももうたくさんや。
人の幸せを、純粋にうれしいと思い切れてない自分があかんのや。
その教え子さんは、先生に学んだことがあったからビデオレターを送って欲しいって言ってこられたんでしょう。
結婚に対して云々でなくて、その子は以前に先生から得たものがあったんですよ。
その時の教えを、また伝えてあげればええんでないかい。
なんか色々考えすぎなんじゃないですか?
考えたって結果は1つなるようにしかならないんだから今を楽しんだ方が良いんじゃないですか?
今の自分の何が恥ずかしいんですか?
今の自分の何が情けないんですか?
今の自分の何がアホらしいんですか?
一個づつ改善して行けば良いのではないでしょうか?
いっつも同じ内容の日記ですよ!!
一歩一歩しっかり歩いていけば良いんですよ!!
って、ちょっとキツく書きすぎちゃったかしら???
あほぅ。
そんなもん、想像でいいねんやん。
想像できるうちが、華やで。
ほんまに現実になってみ、それもそれでしんどいねんから。
幸せのおすそ分け、奪い取ったる!!ぐらいの気持ちでおらな。
がんばれーーーーーっヽ(*`Д´)ノ
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