まいどお世話になってます、yamachuです

大阪出身・札幌在住の、とある中学校教師が、なんとなく気まぐれに書きつづってます。

卒業式

 今日は札幌市内中学校の卒業式。うちの学校も卒業式でした。

 卒業する生徒達は昨年担任をした生徒達(今の自分は1年生の担任)で、自分が札幌に来たのが3年前やから、うちの中学校の「同期」になるわけ。そういった意味でも思い入れのある学年やったけど、やはり今年は授業も担当しなかったこともあって、自分としては「関係が薄くなってるんかなぁ」とは思ってた部分があった。
 でもまあ、実際の卒業式を迎えてみると、卒業証書を泣きながらもらう女の子や、旅立ちの言葉をすすりながら読む男の子、涙をふるって合唱の指揮をする男の子、そういう子達を見てて、目頭がウルウルきてもた。
 札幌に来た初年に3年生の担任をして、そのときもかなりやばかったけど、今年はまるで感覚が違ったわな。3年間を見てる生徒に持つ感覚って、卒業担任として持つ感覚とまたちゃうんやなって、ほんまに感じた。
 式後の祝賀会では、お粗末ながら1曲披露させてもらった。BEGINの「島人ぬ宝」、3番は替え歌にしてみた。そこそこウケた。「どこかで歌ったげるよ」、その約束も果たせたので満足や。

 とまあ、卒業式は感動のうちに終わった。ほんまに素晴らしい卒業式やった。でも、僕は卒業する生徒ではないから、「感動でよかったね」で終わってたらあかん。素晴らしい卒業式ができた、でもどっかに不十分なところがあったはず。それを見つけて洗い出して、来年はもっと精度の高い卒業式を演出したげるのが僕らの仕事。それを忘れないようにしないとあかんな。

  • 2008.03.14 Friday
  • 16:44

Comments

→とら先生
 逆に我々は毎年同じルーチン作業になってしまいがち。子どもたちにとっては一生に1回。「去年と同じ」という精神ではあかんと思っています。

→ねらいめしっさん
 教員になって11年経ちました。めっしーさんが中3の時に出会ったような、「影響力のある」教師になぞとてもなれてへん。まだまだ未熟やと思うわ。がんばらなあかんわ。

  • [yamachu]
  • 2008/03/14 10:32 PM

オイラは中学3年の時の先生が人生で1番、影響力のある先生でした。
どうしようもなく漠然とした将来に対して、真剣にならないオイラを諦めず支えてくれましたね〜。
懐かしい・・・。
先生って、素晴らしい職業ですね。
yamachu先生みたいに思ってくれる先生なら、生徒も幸せ。

  • [ねらいめしっ]
  • 2008/03/14 7:14 PM

そうそう、われらの仕事には終わりがないですよね。今年の反省を来年度の教育に活かしていかねば!学生や生徒も毎年違いますし。。。大学は18日が学位授与式、そして私も異なる大学で来月入学式を迎えます。

  • [とら]
  • 2008/03/14 5:58 PM

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