大阪出身・札幌在住の、とある中学校教師が、なんとなく気まぐれに書きつづってます。
というわけで、大阪から3時間ほど前に帰ってきた。
昨日の卒業式は、卒業生の中等部出身者を1,2年次に担任してた人たちのやつやったの(この説明でわかんのかな?)。まる2年ほとんど会うてないし、すでに2年前に転勤して大阪におらへんわけやから、まさか来てるとも思ってはらへんみたいやし。卒業式後に懐かしい顔ぶれにあったのは、まずは保護者の方々。特に2年間持ち続けた子のかあちゃんは、話してるうちに涙流しはるし、ちょっと困った。
式が終わって少し教科準備室に隠れてたら、職員室から電話かかってきて、「生徒が君を捜してるよ」ってことになってるらしい。僕が来たことがばれてる!観念して生徒達がたまってる当たりに行ったら、初めは誰にも気付かれへんかってんけど、誰かが「あっ!」っておっきい声出して名前叫びよったからみんな気がついたらしい。そのあと30分くらいは5,6年前にお子様時代の話をいろいろしてたわ。
中学校の入学式で僕が名前を呼んだ、あん時のちびっ子達が高校卒業かと思うと、やっぱりじんと来るし、うれしいもんやし。いろいろ話しながら、ちょっと涙出そうになった、おっちゃんになって涙もろくなってきたわ。
でも、最後に別れるときに「もう会うこともないやろうけど、元気でな!」ってお互いに言い合ったときは、さすがにさみしくなったわ。なんか、徐々に大阪での居場所がなくなってるような気がしてな。
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